アメリカで人気のフェネックギツネ

フェネックギツネについて

北アフリカやアラビア半島などで見ることができる小さなキツネの1種が、フェネックギツネです。
大きな耳を持っており、たんにフェネックと呼ばれることもあります。
フェネックギツネはイヌ科の中でも最小であり、体重は1.5キロ以下であり、体高はおよそ20センチ程度、体長は40センチ弱となっており、非常に小型の種です。
そんなフェネックですが、耳は15センチ以上の大きさになることから、いかに大きな耳をしているか伺えるでしょう
この大きな耳は体温を放熱する役目を持っています。
砂漠の多い地域に生息していることから、砂色の体毛を持っており、保護色になっているのも特徴の1つです。

砂漠に巣穴を掘って生活をするスタイルであり、家族単位の群れで行動を行います。
夜行性であり、齧歯類や昆虫、トカゲなどを補食しますが、完全に肉食ではなく、水分補給をするために果実や植物を食べることもあります。
巣穴は細長いもので、10メートルにも及ぶそうです。

1度の出産において1匹~6匹程度の子を産みます。
繁殖は基本的に年に1度しか行いませんが、失敗すると3ヶ月後程度に出産することもあり、子ども成長は早く1年足らずで成獣と同じ大きさにまで成長するのも特徴です。
近年では個体数が少なくなってきており、ワシントン条約の対象にもなっているので覚えておくと良いでしょう。

ペットとしてのフェネックギツネ

フェネックギツネはペットとしての人気も高く、かなりの数が飼育されているそうです。
特にアメリカでの人気が高いと言っても良いでしょう。
一部の国や地域ではフェネックの飼育が違法となることもあるそうですが、日本では現在のところ制限などはありません。
飼育下での寿命は10年程度だと言われています。

基本的にはイヌと同じような方法で飼育することが可能です。
ただし、屋外で飼育する場合は穴掘りを行う習性があるので、穴を掘って逃げ出さないようにするためにも地下への囲いも必要になります。
非常に臆病で神経質な性格をしており、夜行性なので日中はほとんど寝ており、夜になると行動を起こすので、昼間に遊びたいという人には不向きなペットかもしれません。
また、基本的にペットにされた歴史も浅いことから野生種に性格が近く、あまり人に懐くことはないようですね。

一般的なショップで購入することができますが、価格的にはかなり高額となるので、安易に飼育するのは難しいと言えるでしょう。
また、もう1つ注意しておきたいのが体臭です。
フェネックギツネの体臭はとてもきつく、イヌやネコとは比較にならないくらいの臭いを持っています。
いくら愛情があったとしても、臭いに関しては合う合わないもありますので、購入前には充分に確認しておく必要があるでしょう。

もう1つ、野生種に性格が近いことから、食事に関しては強い執着をみせることがあり、自分が安全な場所までエサを持っていき、ガツガツと食べることからペットに癒やされたいという考えを持っているのなら、お勧めはできません。
愛らしい外見をしているフェネックですが、その姿だけで飼育しようとするのは間違いだと言えるでしょう。

投稿者: SLour7uk