世界のペットヤギ

ヤギについて

ヤギと言えば、どちらかと言うとペットではなく家畜というイメージの動物だと言えるでしょう。
事実、古くから家畜として飼育されてきた歴史があり、様々な用途に対して用いられてきました。
品種も多く、数百種類にも分かれているのが特徴の1つです。
また、粗食にも耐性があり、険しい地形も苦にしないことから、山岳部や乾燥地帯で生活をしている人にとっては、非常に重要な家畜であり、生命線であると考えても良いでしょう。
遊牧民にとっては、羊、牛、馬、ラクダとあわせて五畜とも呼ばれるほどに家畜としては代表的な存在です。
ちなみに、ヤギの名称は野牛が転訛したものだという説があります。

ヤギが家畜化されたのは、紀元前7千年頃だとされており、イヌに次いで人間とともにあった動物だと言えるでしょう。
日本でも明治以降になると多く、飼育されるようになりました。
貧農の乳牛とも呼ばれるくらい一般化していたのですが、高度経済成長期を境に減少しているそうです。
初めて搾乳が行われた動物は牛ではなく、ヤギであると考えられており、チーズやバターといった乳製品ももともとはヤギの乳から発明されました。

ヤギの食性は植物食であり、木の葉っぱや枝、草などを中心に食べます。
1回の妊娠で2頭の子どもを産み、厳しい環境にも良く耐える動物です。
有用な家畜ではありますが、その反面でエサとなる植物を食べ尽くしてしまうことでも知られており、時として森林破壊などの原因となることもあります。

ペットとしてのヤギについて

非常に実用的な動物であるヤギですが、近年ではペットとして飼育されることもあるそうです。
特に敷地面積の広いオーストラリアなどでは、ペットとして飼育することが多く、一般的な品種を飼育するとのことです。

日本でもヤギを飼いたいという人は多いですが、ふつうの品種ですと大きくなりすぎることもあるので、飼育スペースの確保が大変になります。
そこで、ミニヤギと呼ばれる品種が日本では人気が高くなっています。
ミニヤギと言っても、大型犬ほどのサイズになるので、ある程度の飼育スペースは必要です。

人気高い品種としては、シバヤギとトカラヤギの2つですね。
また、これらの品種をかけあわせたミニヤギも人気が高いです。
人なつっこい性格をしていて、寂しがり屋の一面もあるので、ペットとしての人気も高く、非常に可愛らしいと言っても良いでしょう。
きちんと個人を認識することができ、相手によって態度が違ってくるそうです。
およそ10年~15年ほどは生きるそうですので、一般的なイヌやネコと同程度の寿命があると考えて良いでしょう。

基本的には屋外で飼育することになりますが、気長に躾をすることで室内でも飼育することができるそうです。
エサとしては、牧草や雑草が主食となり、副食に果物や穀物、くず野菜などを与えます。
また、水、鉱塩なども必要ですね。

飼育スペースとしては、広ければ広いほど良いかもしれませんが、日本家庭における庭先でも飼育することができます。
大型犬用の小屋を用意しておきましょう。
また、高い所まで登ってしまうことがあるので、柵も必要です。

投稿者: SLour7uk