世界のお手本になるドイツのペット事情

ご存知の方も多いでしょうが、ドイツのペット事情は世界のお手本となるほど評価されています。 たとえばドイツでは、ペットの陳列販売をしてはいけないとされています。 そのため、ペットを購入するとなったらペットショップやブリーダーに予約を取ります。 これは、ブリーダーに対する必要のない繁殖防止と、買い手に対するペットの衝動買いを防ぐためです。 日本では犬・猫がショーケースやゲージなどに飾られています。 このため、たまたま目の前を歩いていただけのペットショップで「可愛い!」「欲しい!」と、物と同等の見方で衝動買いをする人も少なくはありません。 しかしドイツでは、日本のような販売の仕方は人間の心理を利用して購買意欲をそそらせて、お金目的の過剰な繁殖に繋がることを危険視ししています。 ドイツではそういった規制から犬の繁殖に関する管理が厳しく、その分、可哀想なペットは生まれません。 つまり、ドイツのペット事情はビジネスライクで割り切っていないということですね。 ドイツでペットを購入するなら先ほども述べたように、ペットショップやブリーダーに予約します。 もしくは、里親募集をしているティアハムというアニマルシェルターにアクセスし、譲り受けます。 ティアハムから譲る受ける場合も、ペットを飼うに適している飼い主であるかということが細かくチェックされます。 正しく飼える飼い主だと判断されて譲り受ける場合、不妊手術費やマイクロチップの身分証明書の費用として犬で220ユーロ、猫で60ユーロがかかります。 さらに、譲り受けて終わりではなく、飼い主にも飼うにあたってかなり厳しい規制が付いてきます。 たとえば・・・「犬の相手を一日最低2時間しなくてはならない」「散歩は一日最低2時間しなくてはならない」・・・etc 他にもリードの規定や、オリの中での飼いかたの規定などもあり、とても生半可な気持ちで飼えるものじゃありません。 条例に違反した場合は、罰金や禁固刑などの処罰があります。 誰にも見られていないし、誰からいつも干渉されてるわけじゃないし大丈夫というのは甘い考えです。 犬の権利を守ることは当然のこととして考えられているドイツでは近隣自由人や動物愛護団体の人に厳しく見られています。 さらに、「犬税」というものがあり、犬を飼う人は税金を支払う必要があります。 また、ドイツの動物愛護団体は海外でも活動しており、スペインの保健所施設からペットを引き取り、里親を探す活動をしているとのことです。 他にもウクライナやルーマニアへも支援しているようです。 そういったドイツの働きから、今まで動物愛護の関心がなかった他国にも動物愛護の法律ができました。 ドイツは世界的に動物愛護に貢献している代表的な国ですね。 しかしこれらの条例は犬の限った法律ばかりです。 犬の方が人間に与える害が多いことを考慮しての規定だったんでしょうか? その辺はよく分らないですが、最近になってドイツでも猫に対してマイクロチップの埋め込み義務ができたようです。 これをきっかけに「猫の保護条例」も検討され始めているとのことです。

投稿者: SLour7uk