ドイツの動物保護の取り組み

ペットブームと動物保護

最近、日本も静かなペットブームではないでしょうか。
これまでの、犬や猫以外でも、小鳥やマウスなどの小動物から爬虫類まで様々なペットが人間と一緒に暮らしています。

最近ではマンションにもペット可、といったマンションが増えつつあります。
確かにペットはかわいいもので私たち人間を和ませてくれるでしょう。

また老人介護の現場において、犬などのペットの癒しとしての効果や、実質的な役目を担う介助犬などペットと私たちの関係は、ペットと言う範疇では括れなくなってきています。

しかし、引っ越しによってペットを飼えなくなったというような、いろいろな理由によってペットが放置されたり、例えばセキセイインコが野放しにされて野生化した例もあります。
他にも外来種の魚が在来種よりも生命力がタフなことによって在来種絶滅の危機と言った事が言われているのです。

先進国ドイツの動物保護

動物保護の先進国のドイツでは、法律によっていろいろな動物保護のための法律があります。
日本のように稲作文化ではない狩猟文化のヨーロッパではこれまでも動物と人間の関係を考える機会が多いのです。

例えば、動物を殺さなければならない時、牛や豚は食料としての利用が当然なのですが、殺す前は血を抜く前に麻酔させなければならないといった法律がドイツにはあります。
このようなことは「動物の屠殺に関する法律」に規定されていて、1933年の公布された法律で、かなり古い法律で戦前からある法律なので、ドイツではやはり動物と人間の付き合い方に関してはかなり古くから考えられてきたものと思います。

最近のドイツの動物保護の法律は、その根本精神は人間による動物保護という観点から、「動物の権利」というようなことが言われているのです。
人間の権利であれば人権ですが、動物の権利といったら動権と言うのでしょうか。
いずれにしても、動物保護の基本的な法律の考え方は、その動物の基本的は権利は侵してはならない、ということではないでしょうか。

しかし、動物が人間と共存する以上、人間の人権ほどの強い権利ではありません。
動物に苦痛を与えてはならない、と言った事が主題だと思います。

日本の捕鯨が国際的に非難されていますね。
クジラやイルカを殺すとは何事か、といった論調ですが、日本人から見て牛を食肉として屠殺することと、クジラを食肉として殺すことの違いはなんでしょうか。
多くの日本人はその違いが分からないと思います。

ペットとしての動物を虐待してはいけませんが、今後動物に対して、生存する権利を認めようと言ったら、果たしてどうなるのでしょうか。

投稿者: SLour7uk