犬税がある国

ドイツに犬税があることは有名ですが、ドイツのほかにも犬税があるのは
オーストリア、オランダ、フィンランド、スイス、チェコなどがあります。
犬税とは犬の税金であり、人間でいうところの市町民税ですね。

この犬税は飼っている犬の頭数分を支払います。
各国の犬税の使い道を見てみると、犬の糞などで汚れた街の清掃費用や、
犬の糞始末のために街中に用意されたエチケット袋などに利用されています。

犬一匹ずつに税金を支払っていることから犬の権利も守られて、
飼い主としての責任感にも繋がるというわけです。
課金制度にすれば、安易に飼おうというような短絡的な飼育者も減るでしょう。

また、犬税とは違いますが、中国には犬の登録に費用がかかります。
地域によって税金の額が異なりますが、北京では犬一頭に付き、
初年度1000人民元(14,000円程)、
2年目以降は500人(7,000円程)民元課せられるそうです。
広州では最も登録費が高く、グンッと金額が上がって
初年度登録料10000人民元(14万円程)、
2年目以降は6000人民元(8万円程)となっているようです。
これもある意味、犬税ですよね。

現在の日本に犬税はないですが、
実は昭和の頃までは市町村で犬税が設けられていたそうです。
西暦1955年に入ると2686自治体が活動しており、
昭和57年の長野県にる小さな村を最後に犬税の制度は姿をけすのです。

そして今、日本でも犬の糞の始末などの
飼い主のモラルの低下が問題視され始めていることを受けて、
自治体によっては犬税を設けることが再び検討され始めています。
犬税を導入すれば他の国のように町の清掃に使われ、
また、税金を設けることで衝動買いをしようという人も減るかもしれません。

ただ、衝動買いをする人が減るんじゃないかというのは、あくまでも
希望であって、直接的な解決には至らないという見方もされています。
それどころか、難癖をつけてくる人が出てくることも懸念されています。
たとえば、「犬税を支払っているんだから、糞の始末をする義務はない。
犬を捨てるのも飼い主の勝手だ」という意見を主張する
輩も出てこないとは限りませんね。

さらには、犬税の正しい使い道です。
通常は、犬の糞により汚れた町の清掃などに使われる犬税ですが、
今の日本を見ていると、どこに費やされるか分ったもんじゃないですよね・・・。
導入されたとしたら、ペットの糞始末や、
動物愛護の方に正しく使われることを祈るばかりです。

とはいえ、色々言いましたが私は犬税の導入には賛成です。

これは犬のみの税金ですが、可哀想なペットを減らすためにも
犬税だけではなく「ペット税」が必要じゃないかと思います。
税金を支払うということは登録する義務も生まれるので、
もし勝手な理由でペットを捨てたら罰することも可能です。
正しく飼育している飼い主にとったら面倒なことかもしれません。
ですが、ペットの幸せを守り、飼い主に責任感を待たせるためにも
ペットにかける税金はあって良い事じゃないかと思います。

投稿者: SLour7uk