パリは犬飼っている人が多い

パリの犬事情

フランスの首都パリはロンドンやニューヨークと並ぶ経済の街でもあり、世界で一番多くの観光客が訪れる一大観光都市でもあります。
美しい街並みには世界的ファッションブランドの本店が立ち並び、世界最大級から小さな居心地のよい美術館たちが集まり、美食のレストランが軒を連ねる多くの人が、あこがれらを持っていることでしょう。

そんなパリでは、実に多くの方が犬を飼っている愛犬家の町でもあるのです。
フランスは、古くからの貴族社会の中で、犬を愛玩犬として可愛がる風習がありました。
ナポレオンの時代にも、着飾ったレディが首輪に宝石をつけたミニチュアプードルを抱いて社交界に出ることがステイタスだったという記述もあります。
そのように歴史の中でパリの人たちは、犬を飼い可愛がる文化を育んだのです。

現在では実に200万頭もの犬がパリで飼われていると言われており、世界でもトップを競う愛犬の街と言えるでしょう。
日本ではペット禁止、という集合住宅は多いですが、フランスでは家主がペットの飼育を禁止することが法律的に認められていないため、集合住宅が多いパリでも容易に犬を飼うことができるという土壌があるのです。
東京では15%程の方が犬を飼っていますが、パリでは30%を超える割合の過程で犬を飼っていることも頷けます。

犬と糞とパリ

パリの多くのカフェやレストランでは犬を連れての入店がOKとなっているところが多いようです。
犬が入店禁止の店の前には犬の看板が有り、犬をつないで置けるようなスペースが用意してあるので、犬連れでの来店が当たり前になっているということも分かります。
日本では盲導犬や介護犬でないと入店できない店も多いので、パリの犬文化の深さを感じさせます。

ただしこのように多くの犬が飼われていると問題になるのが犬の糞です。
古くは犬の糞がなめし革の材料に使われるということで、街に落ちている犬の糞を集めて販売する業者があったそうで、パリの街は犬の糞に悩まされていなかったそうです。
ところが最近までパリといえば犬の糞害と言われるほど、街を歩けば犬の糞を踏んでしまうという不名誉な評判がありました。
その状態を改善するべく、2002年4月にパリ市の政令が市議会で犬の糞を放置することを禁じ、違反者には35ユーロの罰金が科せられるようになったため、犬の糞を片付ける飼い主が増えてパリの街も随分歩きやすくなったそうです。
美しい街並みで犬を散歩させるパリっ子たちはパリの風物詩となっているのです。

投稿者: SLour7uk