動物愛護先進国のペット繁殖・販売の規制

日本でペットビジネスは盛んですが、その反面で残酷な実態があります。
それが、悪質なブリーダーによるペットの繁殖です。

悪質ブリーダーによる繁殖は、たくさんの動物が狭いゲージに閉じ込められて、
器械のように一生子供を産み続けなくてはいけないという実態があります。
体が壊れるまで産み続け、病気にかかっても治療してもらえず、
大きくなりすぎて売れなくなった子は保健所に連れて行くことになる。
もしくは餌を与えられないまま飼い殺しされています。
そして、生まれた子は直ぐに親から引き離されて転売にかけられます。
書くのをはばかれるほど、実際にはさらに酷いことが行われています。

これが悪質ブリーダーの実態です。

ただの商品としか見ていないブリーダーが
繁殖するのは間違っているんじゃないでしょうか?
動物が好きで、きちんと生き物のことを考えてあげられる人間が
ブリーダーになるべきでしょう。それはペットショップでも同じことですね。
でも、日本ではそれを打開するにはまだまだ時間がかかりそうです。

対してドイツ、イギリス、アメリカ、スウェーデン、オーストラリアなど
動物愛護先進国ですが、このような悪質ブリーダーやペットショップが
出てこないように以下のような規制がかけられています。

●ブリーダー
・ブリーダーは免許制。
・一匹の母親に付き、子供を産ませていいのは6回まで。
・出産後、12ヶ月経過しないと出産させてはならない。
・犬が1歳になるまでは妊娠などをさせてはいけない。
・徹底した衛生管理の下で繁殖する。
・生後8週間を経過しないペットの販売禁止

●ペットショップ
・ペットショップは免許制。
・免許を持たない業者への転売は禁止。
・店頭、青空市場など公の場での販売禁止。
・「ネット販売での規制」として、ネットでの子犬販売が禁止されています。
・12歳以下の子供へのペットを売る行為は禁止

国によって細かい概要には多少の差がありますが、
動物愛護先進国ではこれらの規制は当然のようにあります。
また、動物愛護団体による立ち入り検査などもあるため、
これが守られていないと罰則を受けます。

こうしてみると、日本はいかに動物愛護に関して
後れを取っているのかが分りますよね。
実際に日本では規制がないことから比較的、
誰でも簡単にブリーダーになることが出来て、
中には自宅繁殖させてペットショップに売っている人もいます。
そして、増えすぎた動物の世話をすることができなくなると
(元からしないブリーダーもいます)結果、捨てることになるんです。

さらに、動物愛護先進国では飼い手側にもかなりの規制があり、
シェルターから譲り受ける場合にはペットを飼うに値する人間かを
厳正に審査されます。
さらに、法律で定められている適正な飼育がされていないと罰せられます。

恐らく、こういった規定を設けることで反発をする人間も出てくると思います。
しかし、そういったビジネスライクでしか生き物を扱えない人間を
排除するためには誰も逆らうことが出来ない規定が必要になってくるでしょう。

投稿者: SLour7uk