最小のヘビ

体長104ミリのヘビ

2006年に、今まで分かっているヘビの中でも最小のヘビが発見されました。

(参考記事)
http://allabout.co.jp/gm/gc/70545/2/
この新種として登録されたヘビは、バルバドスホソメクラヘビという名前が付けられ、名前からも分かるように、カリブ海にあるバルバドス島やセントルシアに生息しているのが分かっています。

世界最小のこのヘビの体長は、なんと104ミリしかなく、一見するとヘビというより、細いミミズのようです。
ヘビというと、堂々として人に恐れを与えるようなイメージがありますが、このバルバドスホソメクラヘビはかよわくて、なんともはかない雰囲気さえ持っています。

繁殖の様子もある程度観察によって研究されていて、卵を一個だけ産むことが分かっています。
そして、幼体の時は、大人の半分ほどの大きさしかないということで、さらにその小ささが際立ちますね。
これだけ小さいと、小動物などを捕まえて食べるという生態が多いヘビですが、他の動物に逆に襲われてしまうこともあるでしょう。

地中での生活を送るヘビ

このヘビは、地上でくねくねと動いて捕食活動を送るという、よく知られたヘビとは異なる生態を持っています。
地中での生活がメインとなっていて、まさにミミズのような生活を送っているのです。
地中にいる昆虫などを地面に潜りながら探して食べているようです。

そのため、目が退化していて、顔の中に埋もれてしまっています。
そのため、メクラヘビという体を表す名前が付けられているのです。

このように、一般的なイメージとは少し異なるバルバドスホソメクラヘビですが、やはりヘビの種ですので、しっかりとヘビの特徴を備えています。
体はウロコで覆われていますので、ヘビのイメージを裏切らない2つに先端が分かれている舌を持っています。

アリの卵や昆虫を食べて生きている

ヘビと聞くと小動物を襲うどう猛なイメージがつきものですが、このバルバドスホソメクラヘビは少し違います。
肉食ではあるのですが、アリや地中にいる小さな昆虫をメインに補食しているようです。

アリの巣を襲って、アリの卵を食べることも多いようで、昆虫に関わるものであればたいていのものを食べて生きています。
基本的には地中でずっと過ごしていますので、地面の中に巣を作って生きているアリは、このヘビにとっては貴重な食物源なのですね。

地面から出て生きていくのは難しいと考えられていて、乾燥した地面に出てしまうと水分が失われて死んでしまいます。
視力が退化していますので、いったん上に上げられてしまうと、命取りになってしまうのです。
このように、バルバドスホソメクラヘビは他のヘビとは違うイメージを持っていて、実に興味深い生き物と言えるでしょう。

投稿者: SLour7uk