三頭のオオカミと暮らす家族

日本でもなじみの深い動物であるオオカミ

古い話ですが「オオカミ少女」がかつて1920年代に世界的に有名になりました。
これはインドで発見されたアマラとカマラという二人の少女のことで、幼くして親に捨てられた二人の少女がその後野生のオオカミに拾われたことにより、オオカミの家族として生活していたところを発見されたという話です。

当初はオオカミに育てられたことにより、人間らしい行動ではなくまさにオオカミそのもののような行動をとるようになったとして世界中を震撼させたものですが、のちにこの二人は実際にオオカミに育てられたわけではない偽物であったことがわかりました。

しかしなぜそのような荒唐無稽な話が世界的に信じられてしまったかということを考えると、それはオオカミという動物が高い社会性を持ち、利口な知能を備えていたことが理由なのではないかと思います。

オオカミは過去に絶滅をしたとされているニホンオオカミがいるなど、日本でも有名な動物です。
神話の中にもオオカミはしばしば登場しており、現在もオオカミの形をした御神体を祀っている神社が多く存在しています。

生物学的に犬に近く、実際人気の犬種である柴犬はオオカミにかなり近い種類の動物であるということがわかっています。

犬好きにとっては一度は憧れるオオカミの飼育ですが、それを実現させてしまったという家庭が東ヨーロッパの国ベラルーシ共和国にいます。

ベラルーシの中の小さな村であるザシュレバイに住むセレクさん一家は、野生のオオカミ3匹をペットにしているとして世界的に紹介されました。

人に育てられたオオカミはどんな性格になるのか

セレクさん一家がオオカミを飼い始めたきっかけは、近隣の森の管理人であった父親のオレグさんが子オオカミを家に持ち帰ったことでした。

2009年にオレグさんが森の中を巡回していたところ、親オオカミとはぐれたらしい子オオカミ数匹が発見されました。
近所の森ではオオカミの毛皮を狙った猟師が多くおり、親オオカミは狩られてしまったらしいことがわかりました。

そこでそのままでは子オオカミ達は生き残れないと判断したオレグさんは自宅に連れ帰り、家で飼育していた犬と同じようにケージに入れて飼育を開始しました。

飼育を開始してから5年後の2014年には10歳の娘になるアリサちゃんとともに一緒に遊ぶ3匹のオオカミの姿が撮影されており、非常に友好な関係を築くことができたということがわかります。

オオカミたちは大型犬よりもさらに一回り大きくたくましい体格をしており、鋭い牙と力強い四肢を持っています。
もともと野生であったオオカミと人が一緒の生活を危険視する動物の専門家もいるのですが、すっかりセレクさん一家と馴染んでいるようです。

投稿者: SLour7uk