猫より犬が圧倒的に人気!メキシコのペット事情

メキシコで1番人気のペットは犬

日本において現在ペットブームが起こっているとされていますが、ペットを飼育している世帯は3世帯に1つ程度にとどまっています。

2015年にGFKという団体が行った調査によると、先進22カ国のペット市場で多くの割合を占めていたのは主に南米諸国です。
世界第1位がブラジル、第2位がアルゼンチン、第3位がメキシコということなので、やはり南米地域ではかなり多くの人がペットを飼育していることが分かります。
ちなみにメキシコ国内でペットを飼育している世帯は全世帯のうちの約79%ということなので、ほとんどの世帯で当たり前にペットが飼育されていると言えるでしょう。

もっとも、日本と諸外国では住宅事情がかなり異なっています。
日本では賃貸住宅のほとんどがペット不可となっているのに対して、南米その他の国ではむしろペット不可の物件の方が少ないのです。

メキシコ国内で最も多く飼育されているのが犬で、全体の64%を占めています。
第二位の猫は24%ということなので、かなり違いがあるということが分かるでしょう。
日本においては犬と猫はほぼ同数で猫がわずかに多いという割合になっているので、好まれるペットの種類もかなり事情が異なっているのです。

参考までに先のGFKの調査では世界22カ国全体のペットの割合は犬が33%で1位、猫が23%で2位ということなので、やはりメキシコ国内において犬人気が突出しています。

ペットを飼う家庭は多いが問題も山積している

このように説明をすると、メキシコの人は動物をとても愛しているというように思えますが、必ずしもそうとは言い切れない事情もあります。
日本においても同じことが言えますが、メキシコでも飼い主のいない動物たちの処分が非常に大きな社会問題となっているのです。

メキシコ国内には野良犬や野良猫が非常に多く、市街地にも多くの動物が野生で生息していることが分かっています。
そうした動物は駆除対象になってしまいますので、年間を通してかなりの数の動物が殺処分になっているとのことです。
ここ近年では世界的に動物愛護の運動が活発になっていることから、メキシコでも殺処分数は減っていますが、それでも処分対象になる動物が数多くいることは確かでしょう。

またペットを飼育していない世帯は、ペットどころか自分たちの子供にも十分なケアができないということがあります。
事情があって親に適切な養育を受けられない子供も相当数おり、そうした子供を優先的に保護していかなければならないということも、大きな社会問題になっているのです。

まずは子どもたちの保護をきちんと整備をした上で、ペットの命も救っていくことがメキシコ国内での課題となっているようです。

投稿者: SLour7uk