ジャイアントパンダ

ジャイアントパンダの保全活動

ジャイアントパンダはとても少ない動物

今とても人気のある動物に、「ジャイアントパンダ」がいます。
ジャイアントパンダがいる動物園は大きな話題になることが多く、たくさんの人が訪れています。

大人気の理由はもちろんジャイアントパンダがとても可愛いためですが、実はこの動物は世界的に見てとても頭数が少なくなっています。
絶滅の危機に直面しており、野生で確認できるのは現在で約1,800頭しかいません。
犬や猫に比べると非常に少なく、希少な動物です。

絶滅の危険性がある動物や植物を保護する、世界自然保護連合という機関があります。
別名IUCNとも呼ばれますが、この機関が作成している「レッドリスト」というリストには、ジャイアントパンダが絶滅危惧種として載っています。

ジャイアントパンダの頭数が減っている理由

ジャイアントパンダは笹の葉を主食としています。
つまり生息地は笹の葉がたくさん生えている場所になりますが、竹がある場所は森林伐採や土地開発などでどんどん減っているのが現状です。
これはジャイアントパンダにとって深刻な問題であり、各国での課題となっています。

また、もうひとつ大きな問題となっているのが「温暖化」です。
現在、地球は全体的に温暖化が進んでおり、気温が上がっています。
パンダは気温が少し暖かくても生きることはできますが、温暖化は竹の成長に大きな影響を与えています。

ジャイアントパンダは1日でたくさんの笹の葉を食べます。
竹林が減少しているためにジャイアントパンダが食べる食料も減っており、頭数の大きな減少につながっているのです。

さらにジャイアントパンダの性質として、繁殖期があまり長くありません。
タイミングを逃してしまうと子供ができないため、さらに頭数の減少を加速する原因となっています。

国際的に、保護のための取り組みが始まっている

ジャイアントパンダの現状を踏まえて、国際的に保護をする取り組みが始まっています。
2018年には東京の上野公園で、「上野公園の限りない取り組み」というシンポジウムが行われました。
リーリーとシンシンというパンダが来日して7周年となることを記念して開催されたもので、ジャイアントパンダをいかにして保護・繁殖させるかということについて、動物園の活動が話されました。
シンポジウムでは動物園の関係者による話もあり、ジャイアントパンダの保全活動は少しずつ前に進んでいるのです。

WWFジャパンという団体は、パンダ保護のための活動を積極的に行っています。
これについてもシンポジウムで報告があり、世界の人に大きな刺激となりました。

以上のようにジャイアントパンダは、とても厳しい環境に置かれています。
ただ、こうした取り組みによって状況が変わる可能性は十分あるのです。

投稿者: SLour7uk