海の中

メコン川流域で115種の新種を発見

メコン川はまだまだ新たな新種の生物がたくさん

チベットの高原から南シナ海を通って流れている、メコン川という大きな川があります。
これは東南アジアを流れている川の中でも最も長い川で、なんと全長は4,000kmほどあります。

メコン川が通っている国は中国を始めとしてカンボジアやタイ、ベトナムなどで、その途中にはさまざまな自然環境が溢れています。
山の中を流れる場所もあれば、サバンナや熱帯雨林などもあり、その景色は多岐にわたっています。
こうした環境の中で生息する生き物もさまざまで、メコン川からは新たな生物がたくさん見つかっています。

近年でも115種類の新種が発見され、大きく注目されています。
これまでに発見された生物の種類は非常に多く、植物は2万種類を超えています。

また、哺乳類は430種類で、鳥類は1,200種類となっています。
さらに爬虫類は800種類も見つかっており、多種多様な生物がとてもたくさん発見されているのです。
このような川は世界で見てもほとんど例がなく、まさに「生き物の宝庫」といえるような存在となっています。

メコン川では、土地開発が進んでいる

非常に多くの生物が発見されているメコン川ですが、最近は急速な土地開発が進んでいます。
中国やタイ、ベトナムなどは近年大きく成長を遂げており、それに伴って新たな土地が整備されています。
メコン川流域の土地も例外ではなく、これまで保たれてきた豊かな自然環境が破壊されている状況となっています。
場所によっては大規模な開発が進められており、環境の破壊度合いが申告となっています。

新たに発見された100以上の生物の中には、絶滅の危機に貧している種類も含んでいます。
森林が伐採され、道路などが作られることにより、こうした貴重な生物の命も脅かされているのです。

また、ダムなどの大規模施設もさらに建設される予定があり、メコン川の環境はさらに変化しようとしています。
ダムの建設計画は200以上にも及んでおり、貴重な生物への影響が避けられないとされています。

環境の保全が、緊急の課題

メコン川の豊かな自然は世界的に見ても貴重であり、環境の保全がなされるべきだと議論されています。
現在は開発が進められているものの、今後は森林や生物を守るための活動が活発化すると見られています。

また、今は横行している密猟や法律違反の取引なども、今後は取締りがさらに強化される可能性が高いです。
さまざまな角度からの取り組みによって、メコン川は今の状態を保とうとしています。
世界的な機関であるWWF(世界自然保護基金)はメコン川の自然保護について支援を行っており、貴重な生き物を守ろうと活動しています。

投稿者: SLour7uk